ガンバ大阪が後半ATに劇的同点。清水エスパルスは逃げ切れず6試合白星なし【J1第8節結果】

明治安田生命J1リーグ第8節の清水エスパルス対ガンバ大阪戦が10日に行われ、1-1の引き分けに終わった。

【清水エスパルス 1-1 ガンバ大阪 J1第8節】

清水はリーグ戦最近5試合で2分け3敗と低迷し、降格圏間際の15位にまで後退。初先発に起用された新戦力FWオ・セフンや、ベンチに戻ってきた昨季チーム得点王チアゴ・サンタナらに期待がかかる。

前半は清水がやや優位に試合を進めながらもスコアは動かず。清水は山原怜音、G大阪は黒川圭介と両SBにビッグチャンスが訪れたが、どちらのシュートもわずかに枠を捉えられなかった。

両チーム無得点で折り返したあと、先に試合を動かしたのはホームの清水。57分、右サイドの鈴木唯人からのクロスにエリア内のオ・セフンが打点の高いヘディングで合わせ、一旦はGK一森純に弾かれたボールを左足で押し込んだ。

清水はその後も、交代で今季初出場のサンタナや、山原、鈴木などが惜しい形で追加点をうかがう。G大阪もレアンドロ・ペレイラのヘディングが左ポストを叩くなどあと一歩のチャンスはあったが生かせず、そのまま清水が勝利を収めるかと思われた。

だがG大阪はアディショナルタイム終了間際に絶好の位置でFKを獲得。ペレイラのシュートが壁に当たってこぼれたところに小野瀬康介が詰めると、GK権田修一の手を弾いたボールがネットに転がり込む。ほぼラストプレーで劇的に追いついたG大阪が勝ち点1を確保する結末となった。

【得点者】

57分 1-0 オ・セフン(清水)

90+7分 1-1 小野瀬康介(G大阪)

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