【ナビスコ杯】G大阪・遠藤、今季初FK弾!決勝で鹿島と初激突 スポーツ報知 10月12日(月)7時3分配信

◆ナビスコ杯 ▽準決勝第2戦 G大阪2―0新潟(11日・万博記念競技場)

決勝(31日、埼玉)は鹿島とG大阪の顔合わせになった。鹿島はFW金崎夢生(むう、26)が2得点を挙げるなどで神戸に4―1と快勝。2連勝で3年ぶ り9度目の決勝進出を決めた。初戦を落としたG大阪はホームで新潟を2―0で下し、2戦合計3―2と逆転。連覇に王手をかけた。両クラブが決勝で対戦する のは天皇杯を含めて初めて。

元日本代表MF遠藤が今季初のFK弾で、チームを2年連続の決勝に導いた。0―0の後半12分、約20メートルのFKを右足でゴール左へ沈めて先制。 「GKは(壁で)ボールが見えていなかったと思うので、壁を越えれば入ると思った」。1―2と敗れた第1戦は連戦の疲労で欠場したが、逆転での決勝進出の 立役者となった。

Jリーグの直接FK数では、横浜M・MF中村の20点に次いで2位(17点)。だが、遠藤が「俊輔は間違いなく日本一のキッカー」と認めるように、中村 のような特徴的なキックを持っているわけではない。縦と横、2種類の変化をほとんど同じフォームで蹴り分ける技術でGKを惑わせる。

この日は縦回転でネットを揺らした。「代表組がいない中、チーム全員の力で勝てたことはプラスになる」。2連覇への確かな前進を喜び、初となる鹿島との決勝を心待ちにしていた。

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