「素晴らしい連携」絶妙スルーパスを起点に、軸足裏ヒール→股抜き弾と妙技連発の福岡クルークスの先制弾に脚光!
「フアンマのラストパス上手すぎだろ!」
開幕から4試合を消化して3分1敗。思うようなスタートを切れなかったアビスパ福岡は3月19日、J1第5節でガンバ大阪のホームに乗り込み、3-2のスコアで待望の今季初勝利を掴んだ。
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10分にジョルディ・クルークスが先制弾、58分に田中達也が追加点を挙げ、81分に相手のオウンゴールでダメを押す。その後、2失点して1点差に詰め寄られるも、リードを守り抜いて勝ち切った。
1試合で3得点は今季初。チームを勢いづかせる先制点は、息の合ったコンビネーションから生まれる。
フアンマ・デルガドのポストプレーから左サイドに展開。受けた田中が右足アウトサイドで敵の最終ラインの背後を突くスルーパスを通し、これに抜け出した山岸祐也が折り返す。ゴール前に走り込んでいたフアンマは、相手に寄せられながらもヒールで軸足の裏を通してさらに横に流す。そこに走り込んだクルークスが、利き足ではない右足でGKの股を抜くシュートを流し込む。
「フアンマ選手とは日頃からコミュニケーションを取っていて、それが形になって表われたと思う」
クルークスがそう振り返ったゴールシーンがDAZNの公式ツイッターで公開されると、以下のような声が上がった。
「田中達也が最高のスルーパス出してるな」
「ヒールうますぎ」
「このプレーがなければゴールもなかった」
「フアンマのラストパス上手すぎだろ!」
「逆足であの角度から股抜き狙うのって、めっちゃ難しいから凄い」
「さすがとしか言いようがない崩し!!」
「素晴らしい連携」
福岡は今節の“初白星”で16位から9位に浮上。長谷部茂利監督は「リーグ戦5試合で五分(1勝3分1敗)に戻した。自分たちはそれ以上を目指して、目標(8位以上)に向かっていっている。今日の勝ちでひとつ階段を上れたというか、方向性を出せた」と力をこめる。今後のさらなる巻き返しに注目だ。