【G大阪】福岡相手に21年ぶり黒星 終盤2発追い上げ届かず今季ホーム初勝利逃す

<明治安田生命J1:G大阪2-3福岡>◇第5節◇19日◇パナスタ

ガンバ大阪が今季ホーム初勝利を逃した。

後半36分にDF柳沢がオウンゴールをするなど、終盤までに0-3と大量リードを許す苦しい展開になった。

しかし、同37分に途中出場した22才MF福田が、右足で今季2点目となるゴール。同ロスタイムには韓国代表MFチュ・セジョンの速いクロスを、FWレアンドロ・ペレイラが頭で流し込んで1点差とした。流れを取り戻したが、同点にはならず。

リーグ戦は1勝2分け2敗で12位に後退。片野坂監督は「残念な結果。勝たせることができなかったことを申し訳なく思う」と険しい表情を浮かべた。

アビスパ福岡の攻撃に対応できず、前半10分に早々と失点。後半13分には簡単にクロスを上げさせ、ゴール前のマークも外されて2点目を失った。

同監督は「準備してきたことができなかった。立ち上がりの失点も、入りを集中するよう口酸っぱく言ってきたが…。(福岡の空中戦対策も)スカウティングをして選手には伝えていた。チャンスを作る攻撃も提示はしていますので、どう選手が感じているか…」とチーム作りの難しさを漏らした。

元日本代表FW宇佐美が右アキレス腱(けん)断裂、GK東口も右膝内側半月板損傷でともに手術を受け長期離脱中。軸となる選手を失っており、片野坂監督は「貴史(宇佐美)がいたら大きな戦力だが、いない中でどう勝ちにつなげる試合をするか、考えないといけない」と話した。

福岡に黒星を喫するのは01年3月10日にアウェーで0-2で敗れて以来、21年ぶりとなった。

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