遠藤保仁、古巣G大阪戦で先制点の起点に! 片野坂監督「ヤットに時間を与えると…」
ガンバ大阪を率いる片野坂知宏監督が、ジュビロ磐田の元日本代表MF遠藤保仁について試合後の会見で語った。
G大阪は12日、明治安田生命J1リーグ第4節で磐田と対戦。初の古巣対戦となる遠藤が先発すると15分に縦パスで攻撃のスイッチを入れ、最終的に鈴木雄斗の横パスを受けた大森晃太郎が鋭いシュートでネットを揺らした。
試合後、片野坂監督は遠藤を警戒していたことを明かしている。
「ヤット(遠藤保仁)は時間を与えると良いボールを前線に供給できるし、攻撃の起点になれるので、できるだけスペースと時間を与えないように気をつけようと話していました」
終盤にレアンドロ・ペレイラの得点が生まれて結果は1-1のドローとなったが、G大阪で10番を背負う元同僚の倉田秋も「やっぱり上手い」と遠藤との対戦を振り返った。
「上手いというかいやらしいというか…独特なボールを持たれているので。久々の感覚を味わわされましたね」
類まれなテクニックを武器に昇格組の磐田の中盤で存在感を放っている遠藤。42歳のシーズンであっても、どのチームにとっても警戒が必要な選手であり続けているようだ。