<J1>ガ大阪の新スタジアム完成 吹田・万博公園内 毎日新聞 10月10日(土)19時17分配信

サッカーJ1ガンバ大阪の新スタジアムが大阪府吹田市の万博公園内に完成し、記念イベントが10日、行われた。イベントには建設費を寄付した4394人が参加。真新しいスタジアムを一番乗りで見学した。

正式名称は「市立吹田サッカースタジアム」。ガンバ大阪が寄付金を募って建設し、吹田市に寄贈。ガンバ大阪は指定管理者として運営する。

収容人数は4万人でサッカー専用スタジアムとしては西日本最大規模。客席とピッチまでが最短7メートルと近く、臨場感が最大の魅力。遠藤保仁主将は「世界的に見ても引けをとらないスタジアム」とコメントした。

総事業費は140億8566万円で、企業や個人からの募金とスポーツ振興くじなどの助成金でまかなった。2013年12月に着工し、9月末に完成。来年2月に記念の試合を行い、来季からガンバ大阪のホームスタジアムとなる。

ガンバ大阪が08年に吹田市にスタジアム構想を提示して以後、建設候補地の選択の難航や寄付の伸び悩みなどもあった。野呂輝久社長は「感無量。サポーターの支えでこのスタジアムができた」と感謝の言葉を述べた。

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