【G大阪】遠藤、新スタジアム絶賛「世界でも引けを取らない」 スポーツ報知 10月10日(土)19時32分配信

G大阪が16年度から本拠地として使用する市立吹田サッカースタジアムが完成し、10日に竣工式が行われた。総工費約140億円を募金とtotoの助成金 で集めた4万人のサッカー専用スタジアムのお披露目に、この日は5万円以上の募金を行ったサポーターが招待され、4394人が訪れた。こけら落としは来年 2月、C大阪と行うことが濃厚だ。

最大の売りはスタンドからピッチまで約7メートルという、近さから生まれる臨場感だ。日本代表として歴代最多の152試合に出場した元日本代表MF遠藤 も「代表などでたくさんのスタジアムを見てきましたが、世界でも引けを取らないスタジアム」と絶賛した。関西最大のサッカー専用スタジアムとして、 2020年東京五輪の会場にも立候補。G大阪の野呂輝久社長は「アジアの皆さんにも、このスタジアムにきていただきたい」と語り、日本代表戦、アジア・ チャンピオンズリーグの決勝、クラブW杯の会場への立候補も視野に入れた。

お祝いに駆けつけたスタジアム募金団体の理事で、日本サッカー協会の川淵三郎最高顧問は、新スタジアムのスターとして「外国人の有名な選手を取ってほし い」とビッグネームの獲得をクラブ側に要望。新スタジアムの完成を機に、G大阪がJリーグを引っ張るようなビッグクラブに成長することを求めていた。

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