「1番気持ちの良くないゴールへの関わり方」衝撃のラストシーンを生み出した川崎F小林悠が心境を綴る
川崎フロンターレのFW小林悠がガンバ大阪戦のラストプレーについて言及した。
6日、明治安田生命J1リーグ第3節のガンバ大阪vs川崎フロンターレが行われた。
2連勝を目指すG大阪が3連勝を目指す川崎Fを迎えた試合。前半はG大阪のペースで試合が進むと、そのまま先制点を奪う。
しかし、後半に川崎Fが修正。徐々に押し込むと、宮城天のゴールで同点に。それでもG大阪はすぐに1点を返し2-1とする。
その後、川崎Fは攻め込み、G大阪は守るという展開に。時間が経過していき、川崎Fが2敗目を喫するかと思われた中、ラストプレーでG大阪のGK石川慧がボールを置くと、背後にいた小林が掻っ攫いパス。レアンドロ・ダミアンが無人のゴールへと蹴り込み、2-2のドローに終わった。
衝撃のラストとなったこの一戦。GK石川は軽率なミスにその場に崩れ落ちてしまった。その後試合は再開されたがすぐにタイムアップ。ゴールを決めたレアンドロ・ダミアンは、勝利を逃した要因となり崩れ落ちる石川のもとに駆け寄るなどしていた。
一夜明け、そのゴールを生み出した小林が心境を自身のインスタグラムに綴り、「1番気持ちの良くないゴールへの関わり方」と表現。ただ、負けることを受け入れられない中での諦めないプレーだったとした。
「ガンバ大阪戦。昨日も応援ありがとうございました」
「最後のゴールのシーン。自分のサッカー人生において1番気持ちの良くないゴールへの関わり方だったなと思っています」
「でも試合終了の笛がなる最後の瞬間まで絶対に諦めたくなかった」
「なんとかして勝ち点を川崎に持って帰りたかった。それがあのプレーになったんだと思います」
「次の試合ではフロンターレらしいしっかりとした崩しのゴールが奪えるようにまた練習から取り組んでいきたいと思います」