G大阪・片野坂監督はGK石川を擁護「この経験をして、いかに挽回できるか」 負傷交代の宇佐美は心配
◇明治安田生命J1第3節 G大阪2-2川崎F(2022年3月6日 パナスタ)
土壇場で同点に追い付かれたG大阪・片野坂監督はGK石川を擁護した。後半終了間際に背後の相手に気づかずにボールを奪われて失点。ロッカールームでは「最後まで切らさずにどれだけ戦えるか。サッカーはこういうことも起こりえる。何が起こるか分からない。隙を与えず勝ち切るのが大事」とチーム全体に伝え。石川個人にも「この経験をして、いかに挽回できるかだ」と話したという。
開幕から正守護神のGK東口が欠場。代役として数々の好セーブを連発してきた守護神に対し、チームメートもスタッフも責める人はいなかったという。「そこは良かった」とし「起こったことは戻らない。先に進まないといけない」と切り替えを強調した。後半途中に自ら交代を申し出た宇佐美については「検査してみないと分からないが、軽くはないと思う」と沈痛な表情を浮かべた。