G大阪・片野坂知宏監督、痛恨ミスのGK石川に「立ち上がり、奮い立たせて」

◆明治安田生命J1リーグ第3節 G大阪2―2川崎(6日、パナスタ)

G大阪の片野坂知宏監督が、川崎戦の終了間際、痛恨ミスで同点ゴールのきっかけをつくったGK石川にかけた言葉を明かした。1―2とリードで迎えた後半ロスタイム5分。ボールをキャッチした石川が自身の足元に置いたが、これを背後で狙っていた川崎FW小林が忍び寄って強奪。FWレアンドロ・ダミアンへとつながれて失点した。試合後、石川はショックのあまり立ち上がることができず、得点したダミアンが駆け寄って慰めるシーンもあった。

GK東口の負傷により開幕からゴールマウスを守る石川。片野坂監督は「石川に伝えたのは、こういうこともサッカーでは起こり得るということ。こういう経験をしながらどれだけ挽回できるか。リーグ戦はまだ31試合あります。石川は開幕戦、2戦目もチームを助けた。ここから立ち上がって、奮い立たせて、やれるかが大事」と話した。石川が強く責任を感じていたことを明かした指揮官は「選手、スタッフ、だれひとり石川を責めることはありませんでした。起こったことは戻らない。我々は先にすすまなきゃいけない。積み上げないといけない」と、チームとしてもこの経験をさらなる成長の糧とすることを誓っていた。

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