えっ? 川崎FWダミアンが会場騒然同点ゴール 小林悠が相手GKの隙を突いてボールカット

◆明治安田生命J1リーグ ▽第3節 G大阪2―2川崎(6日・パナスタ)

川崎はG大阪と2―2で引き分けた。

“突然”生まれた同点ゴールに会場が騒然とした。後半ロスタイム4分、川崎FWレアンドロダミアンのヘディングシュートをG大阪GK石川慧がキャッチ。両チームの選手が帰陣する中、川崎FW小林悠だけがペナルティーエリア内に残り、石川の背後で息を潜めていた。

石川がボールを転がし、ロングボールを蹴ろうとしたところで小林が背後から急接近。カットしたボールを受けたダミアンが無人のゴールへ冷静に流し込み、同点となった。

ダミアンはゴール直後、石川がショックのあまり立ち上がれないことに気がつくと、側に駆け寄って石川の体を抱きかかえた。

試合は2―2で引き分け。川崎は2度のビハインドを追いつく形となったが、勝ち点1止まりで横浜FMに得失点差で首位を明け渡した。ダミアンはドローに悔しさをにじませつつも「あのようにゲーム終盤で最低でも追いつくことができたことはチームにとってよかった」と振り返った。

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