G大阪デビューのMF斉藤未月「僕がやれることはたくさんある」 大分戦で45分間プレー

◆YBCルヴァン杯 ▽1次リーグA組2節 大分2―2 G大阪(2日・昭和電工ドーム大分)

ロシア1部・ルビンカザンから今季加入したG大阪MF斉藤未月が、初出場となったルヴァン杯・大分戦を終え「僕がこれからチームのためにやれることはたくさんあると思います」と振り返った。この日はダブルボランチの一角として先発し、前半45分のみプレーとなったが、力の一端は示した。

昨季ロシアで負った負傷などの影響もあり、J1開幕には間に合わず。しかし状態は上がっており「最初10分はきつかったですけど、思った以上にいけた。スピード、スプリントでもっと出力は出せると思う」と手応えは感じた模様。この日も前半7分、中盤で粘り強い守備からボールを奪い、セカンドボールも積極的に回収するなど持ち味を発揮。片野坂知宏監督も「僕自身は、1日も早くピッチに立ってほしい、という思いだった。得意とするボランチで、彼らしいボール奪取、運び方もあり、(チームに)合流して間もない中でチャレンジしてくれた」と評価した。

今季片野坂監督が就任したチームは、開幕から4試合で計8失点。この日もセットプレーとハンドで与えたPKで前半に2点を失った。その中で、G大阪の選手として初めてピッチに立った斉藤は「個々のうまさであったり、前線に怖い動きができる選手が多いなと感じた。だからこそ、中盤のつくりの部分、守備でしっかりつぶすことは重要になってくる」と分析。チームに自らの力を還元することを誓っていた。

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