Jリーグ注目のユース出身ルーキー5人(2)驚愕の15歳Jデビュー! 宇佐美&堂安の系譜を継ぐ新たな「和製メッシ」
明治安田生命Jリーグは18日に2022シーズンが開幕する。来る新シーズンに向けて、ルーキーがどのような活躍を見せるのかは注目すべき点の1つになるだろう。今回は、アカデミー(育成組織)で育ったユース出身のルーキーを紹介する。
MF:中村仁郎(ガンバ大阪/背番号41)
生年月日:2003年8月22日(18歳)
経歴:ダックSC→ガンバ大阪ジュニアユース→ガンバ大阪ユース
ガンバ大阪生え抜きの新星、中村仁郎がプロ契約を結んだ。2019年にジュニアユースからユースへ昇格すると、同年にはU-23チームの一員として、15歳10ヵ月29日という若さでJ3デビュー。最終的にリーグ戦18試合で3得点4アシストを記録した。
2020年にはJ1リーグ最終節の清水エスパルス戦に途中出場。高校2年生でのJ1デビューは宇佐美貴史、堂安律以来クラブ史上3人目の快挙となった。昨年10月にはAFC U-23アジアカップ2022予選に臨むU-22日本代表に飛び級で招集。初戦のU-22カンボジア代表戦では途中出場からゴールをマークしている。
細かいタッチを活かしたテクニカルなドリブルを武器とする中村は、身長166cmと小柄ながら身体から強烈なミドルシュートを放つ。和製メッシとも呼ばれるこの新星には、トップチームでの活躍にも期待感が高まる。すぐに定位置を確保できるほど甘くはないが、そう遠くないうちに、中心選手として輝いているかもしれない。