宇佐美貴史、片野坂監督の下で求められるG大阪復活に「強いガンバを取り戻していける」
開幕戦で鹿島と激突
明治安田生命J1リーグの開幕戦、ガンバ大阪vs鹿島アントラーズの記者会見がオンラインで行われた。
降格を経験していないオリジナル10でありながら、ここ数シーズンは国内タイトルから遠ざかるG大阪と鹿島。チームの現状について宇佐美はこのように語る。
「ここ数シーズン、苦しい戦いを強いられている。ガンバらしさを表現できておらず、サポータの皆さんの期待に応えられていませんでした。今年監督が片野坂知宏さんに代わって、チームとして積み重ねられている。片さんを信じてそのサッカーを表現することで、強いガンバを取り戻していけるんじゃないかと思っています」
また、新たなチームのストロングポイントについて「選手全体で片さんのサッカーを表現しようという意思は強い。成長していける団結力がある」と語った宇佐美。“ガンバらしさ”を取り戻す意思を示した。
「去年とは全く違うサッカーになっていくと思います。完成度でいうとまだまだですけど、積み上げていけば、必ず良いサッカーになっていく確信がある。ガンバらしくどんどん前に人が出て行くようなサッカーが試合を重ねていけばできると思います。どれだけ早くそういうサッカーにしていけるかが求められているところ」
一方で、鹿島の荒木遼太郎「今年は若い選手が多い」としながら「キャンプではしっかりミーティングしながら落とし込めた」と順調であることをアピール。2年連続の開幕戦ゴールに向けて「自分の結果もそうですけど、チームが勝つことで最優先。その中で得点できればいいかなと思っています」と話した。
なお、注目のG大阪vs鹿島は、19日14時キックオフだ。