G大阪、期待の新戦力5人(2)天才が復活!? シュートは絶品! 欧州からも注目を集めた逸材

明治安田生命Jリーグの各クラブは、2022シーズンの開幕に向けて準備を進めている。昨季のリーグ戦で13位に終わったガンバ大阪は、9人の新戦力を迎えた。フットボールチャンネルでは、その新戦力たちの中から新天地での活躍が期待される選手を紹介する。

MF:石毛秀樹(背番号48)

生年月日:1994年9月21日(27歳)

前所属:清水エスパルス

2021リーグ戦成績:14試合6得点3アシスト(ファジアーノ岡山)

2011年にアジア年間最優秀ユース選手賞を受賞した天才、石毛秀樹がガンバ大阪にやってきた。清水エスパルスユース出身の石毛は、2012年に同クラブとプロ契約を結んだ。クラブと各世代別代表で目覚ましい活躍を見せると、2013年1月にはマンチェスター・シティの練習に参加。日本だけでなく欧州からも注目を集めた。

華麗なテクニックとパススキルで相手DFを翻弄。広い視野と速い状況判断能力も兼ね備えており、少ないタッチ数でチャンスを演出する。さらに、ペナルティーエリア外からのコントロールシュートはまさに絶品。ゴール前で違いを生み出すことが出来る。

日本を背負う存在として期待されたが、2019年には右膝前十字靭帯及び内側側副靭帯を損傷。長期離脱を強いられると、翌年には度重なるハムストリングの負傷に悩まされてしまい、結果として2シーズンをほぼ棒に振ることになってしまった。だが、どんな困難にも屈しないこの男は、2021年5月に行われたYBCルヴァンカップ・グループリーグ最終節の横浜F・マリノス戦で復帰。今季から加入となったガンバ大阪では、再び天才の輝きを見ることが出来るだろうか。

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