16位湘南がJ1残留決定! G大阪とスコアレスも…他会場の17位徳島が敗戦、降格4チーム決定
[12.4 J1第38節 G大阪0-0湘南 パナスタ]
J1リーグは4日に最終節を行った。ガンバ大阪と湘南ベルマーレの対戦は、0-0のスコアレスドロー。他会場の結果、湘南が16位を確定させ、J1残留を決めた。
残留圏内の16位・湘南は、他会場で試合をしている降格圏内の17位・徳島ヴォルティスと同勝ち点の36。得失点差で大きく優位に立っているため、勝利をすれば残留がほぼ確定となる。自力で勝ち点を掴むべく、敵地でG大阪に挑んだ。
湘南はFWウェリントンに代わり、FW大橋祐紀がFWタリクと2トップを組む。また、GK谷晃生がG大阪からのレンタルのために出場できず。GK富居大樹が先発メンバーに入った。
序盤から攻勢を強める湘南は、大橋やタリク、MF茨田陽生、MF山田直輝を中心に攻撃を構築。特に大橋は積極的にゴールを狙っていく。前半34分には茨田のクロスに大橋がドンピシャヘッド。しかし、名手GK東口順昭に阻まれる。その後も数度チャンスを作ったが、前半はスコアレスで折り返した。
追いかけるG大阪はハーフタイムでMF小野瀬康介に代わり、MF福田湧矢が入る。後半5分には、FW宇佐美貴史が湘南のプレスを背負いながら右足シュート。鋭い長距離の弾道はゴールに迫るも、クロスバーを叩き、ネットは揺らせない。
湘南は後半24分に2枚替え。茨田と大橋を下げ、MF平岡大陽とFW町野修斗を投入。攻め手を緩めず、勝利を狙う。G大阪は後半33分、MF倉田秋とMF奥野耕平に代わり、MF山本悠樹とFW小野裕二が出場。小野は今季限りでの退団が発表されている。
試合はそのまま終了し、スコアレスドロー。他会場の徳島がサンフレッチェ広島を相手に2-4で敗戦したため、湘南の16位が確定。残留圏内にギリギリで滑り込み、J2降格をまぬがれた。
最終節が終わり、降格4チームが決定。徳島、大分トリニータ、ベガルタ仙台、横浜FCが来季はJ2で戦うことになった。