G大阪ユースの18歳MF中村仁郎が今季初出場 王者・川崎の強さ体感
◆明治安田生命J1リーグ第37節 川崎4―1G大阪(27日、等々力)
G大阪ユースから来季トップチームに昇格するMF中村仁郎が、後半44分から今季J1初出場を果たした。ボールに触る回数は少なかったが、右サイドからドリブルでカットインし、得意の左足でシュートまで持ち込むシーンもあった。
パリ五輪世代の18歳は「負けている状況だったので、(攻撃面で)特徴を出したいと思っていた。中に入ると、プレースピードも思っていた以上だった。もっとスピードに慣れるというところ、フィジカルも鍛えていかないといけないと感じた」と話した。昨季J1で1試合に出場し、G大阪では宇佐美、堂安に次ぐ高校2年生でのJ1デビューを果たした中村。プロの世界で戦う来シーズンを前に、川崎の強さを体感し、自身の課題もあらためて感じた様子だ。