G大阪、4失点で川崎戦6連敗 一矢報いた宇佐美貴史「差を認めるしかない」

◆明治安田生命J1リーグ第37節 川崎4―1G大阪(27日、等々力)

G大阪は王者・川崎に4失点を喫して敗れ、川崎戦は6連敗となった。前半9分までに2失点と苦しい展開の中、同17分に中盤でボールを奪ったショートカウンターから、FW宇佐美貴史がドリブルで中央を切り裂いて1点差に。その後はロングボールも生かしてチャンスはつくったが、2点目は奪えず。終盤にさらに2失点を喫し、地力の差を見せつけられて敗れた。

今季自身6点目となるファインゴールを奪った宇佐美だが「自分たちが良くなったというより、2点を取って相手の勢いが止まった、というところ」と立ち上がりの2失点を悔やんだ。19年以来勝利がない川崎について「選手個々の止める蹴るの質が高く、全員が余裕を持ってプレーしているし、どうやって崩すかのメカニズムも確立している。悔しいですけど、差を認めるしかない」と語った。

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