G大阪、6連敗中の川崎戦で意地見せる MF小野瀬康介「守備の時間は長くなるけど…」
G大阪は26日、アウェーの川崎戦(27日、等々力)に向け、松波正信監督、MF小野瀬康介らが取材に応じた。すでにJ1残留は決めた中で、前節は前から仕掛けた守備の隙をつかれ、ルヴァン杯王者の名古屋に完敗。今節はJ1王者、さらに公式戦6連敗を喫している川崎を相手に、松波監督は「(守備で)プレッシャーにいかな過ぎても好きにやられるし、勢いよくいき過ぎても外される。難しい相手ですけど、ファーストディフェンスの強度、最後ゴールを守る執着心は出していかないと。チャンピオンチームにどれだけできるかチャレンジしたい」と語った。
近年圧倒的な強さを見せる川崎には、リーグ戦ここ4試合で無得点。最後に勝利したのは、堅守で耐えしのぎ、試合終了間際にDF三浦のゴールで1―0と勝利した19年3月の対戦だ。小野瀬は「守備の時間は多くなると思いますけど、まずは失点ゼロの時間帯を長くすることができれば、(勝利の)可能性はある」と話した。小野瀬は今季、ウイングバックなど複数ポジションで起用される中、リーグ戦はいまだ無得点。「シュートにいく回数が減っている。今年はうまくいっていない時期、どうしても大事にいってしまうこともあった。怪我など色んな要素もあって勢いに乗れなかったが、残り2試合しっかりやっていきたい」と語り、遅まきながらも今季初ゴールへの意欲も見せていた。