G大阪 大分に逆転勝ちでJ1残留決定!FWパトリックがハットトリックの大活躍

◇明治安田生命J1第35節 G大阪3―2大分(2021年11月7日 昭和電ド)

明治安田生命J1第35節は7日、各地で7試合が行われ、13位・G大阪はアウェーで18位・大分と対戦。FWパトリック(34)のハットトリックの活躍などにより、3―2で逆転勝利。今季2度目の3連勝を飾り、3試合を残しJ1残留を決めた。

引き分け以上でJ1残留が決まるG大阪だったが前半28分に先制を許す。自陣右サイドからのクロスボールを相手と競り合いながらクリアしようとしたDF藤春が、空中でバランスを崩し頭で痛恨のオウンゴール。それでもわずか2分後にFWパトリックが、左サイドMF山本からのグラウンダーのクロスを右足ダイレクトで押し込み同点ゴール。

パトリックの今季10点目となるゴールで試合を振り出しに戻したが、前半39分に再び失点。自陣でのパスミスから守備陣がバタつき、自陣の空いた右サイドを駆け上がってきたMF下田に豪快なミドルシュートを打たれると、ゴール前にいたFW呉屋に胸で合わせネットを揺らされた。呉屋にとっては、これが古巣G大阪戦での初ゴールとなった。

1点を追いかけるG大阪は後半頭からDF昌子をDF高尾に代えて投入。前半の4バックから3バックへと変更した。すると後半8分、ゴール前の混戦からMF倉田が右足でやや力のないボレーシュートを放つと、ゴール前にいたFWパトリックがまたも右足で押し込み、再び同点に追いつく。

すると39分に逆転に成功。途中出場のFW山見のミドルシュートがペナルティーエリア内で相手の手に当たったためPKを獲得。このチャンスをFWパトリックが落ち着いて決め、ハットトリックを達成。パトリック大活躍によりJ1残留を決め、コロナ禍で苦しんだシーズンを何とか降格することなく乗り切った。

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