横浜FM力尽きる…G大阪に完封負け、川崎Fの今節の優勝阻止ならず

[11.3 J1リーグ第34節 横浜FM 0-1 G大阪 日産ス]

J1リーグは3日、第34節を開催し、日産スタジアムでは横浜F・マリノスとガンバ大阪が対戦。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半10分にMF倉田秋の得点で先制したG大阪が逃げ切って1-0の完封勝利を収めた。

引き分け以下に終われば、川崎Fの優勝が決定する可能性があるため、勝ち点3を積み上げたい横浜FMは10月24日の第33節C大阪戦(●1-2)から先発5人を入れ替え、この一戦に臨んだ。一方、アウェーのG大阪は第33節鳥栖戦(○1-0)から先発2人を入れ替え、DF佐藤瑶大、DF柳澤亘らがスターティングメンバーに名を連ねた。

立ち上がりからホームの横浜FMがボールを保持して試合を進め、G大阪守備を攻略しようとしていく。前半18分にはMFエウベルがPA内から放ったシュートのこぼれ球に反応したFWレオ・セアラがバイシクルで狙うも、ボールはクロスバーに阻まれてしまった。

前半44分にはG大阪をアクシデントが襲い、負傷したDF藤春廣輝がプレー続行不可能と判断され、DF黒川圭介との交代を余儀なくされた。前半アディショナルタイムにはMFマルコス・ジュニオールが直接FKでゴールを脅かすが、ゴール右に外れてしまった。

0-0のまま後半を迎えると、同10分にG大阪が先制に成功する。左サイドからMF山本悠樹が送ったクロスを倉田が右足ダイレクトで合わせてネットを揺らし、スコアを1-0とした。

1点のビハインドを背負った横浜FMは後半26分にFW仲川輝人、さらに同33分にはFW杉本健勇、MF天野純、DF小池龍太の3枚を投入して状況を打開しようと試みる。

その後は横浜FMが押し込む時間帯が続いたものの、最後までG大阪ゴールをこじ開けられず。逃げ切ったG大阪が1-0の完封勝利を収めた。この結果、同時刻キックオフで浦和と引き分けた川崎FのJ1リーグ優勝が決まった。

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