U―22日本代表”初陣”カンボジア戦4―0快勝 高校年代MF松木&甲田も得点

◆U―23アジア杯予選 ▽K組 日本4―0カンボジア(26日、福島・Jヴィレッジ)

U―22日本代表はU―23アジア杯予選初戦となるカンボジア戦で4―0と大勝した。追加招集のMF松木玖生青森山田高)が開始早々に先制し、MF甲田英将(名古屋ユース)が加点。後半に入っても攻撃の手を緩めることなくFW細谷真大(柏)、MF中村仁郎(G大阪ユース)がダメ押し点を挙げた。来年6月開催予定の本大会(ウズベキスタン)出場をかけ、中1日の28日には香港と戦う。カンボジアが4―2で香港に勝っているため、次戦引き分け以上で1位通過が決まる。

パリ五輪世代を中心に、キャプテンを務めたMF松井蓮之ら”オーバーエージ枠”3選手が先発出場。冨樫剛一監督が「よりゴールを意識して取り組んできた」と話していた通り、前半から積極的に仕掛ける姿勢が光った。前半10分、右CKのこぼれ球を飛び級選出の松木が押し込んで先制。前半終了間際には右サイドから何度も突破を見せていた同じく高校年代の甲田がDF角田涼太朗のパスを持ち込み突き刺した。

後半には「2試合で3得点」と量産を宣言していた1トップの細谷がスルーパスに抜け出し3点目。途中出場の右MF中村も得点でアピールした。守備陣もピンチは少なかったものの集中して無失点で抑え、完封勝利を収めた。パリ五輪代表チーム発足後初の国際大会だったが、白星で飾った。

先発メンバーは、GK佐々木雅士、DF山原怜音、角田涼太朗、加藤聖、チェイス・アンリ MF松井蓮之、佐藤恵允、田中聡、松木玖生、甲田英将 FW細谷真大

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