G大阪・松波監督、クラブ30周年に「攻撃的なイメージは強い」
J1G大阪の松波正信監督が1日、オンラインで取材に応じ、この日30周年を迎えたクラブについて語った。
「このクラブでデビューさせてもらって、いろんな経験の中でまだガンバに携わっているのは感謝しかない」 Jリーグ開幕年の1993年に入団し、引退する2005年まで一筋でプレー。
「ミスターガンバ」の愛称でも親しまれた。引退後もユースチームの監督や強化アカデミー部長など要職を務め、今季途中からトップチームの監督として指揮を執る。
クラブは30周年に先立ち、クラブコンセプトを発表。ロゴやカラー、書体なども新たになった。指揮官は「今季の現状と今までクラブが作り上げてきた歴史を、さらによくしようという思いがある。
このまま満足していたら抜かれていく危機感もある。さらなる発展というところで、コンセプトを改めて具現化したというのがあり、いいタイミングだと思う」と語った。
コンセプトの発表ではサッカー面の言及が少なかった中で、「今までの歴史の中では、攻撃的なサッカーのイメージは強い。
それを常に具現化できるフットボールのフィロソフィーが大事。サポーターも、クラブの人間も、もちろん現場も共通理解として『これがガンバのサッカーだ』というものが必要だと思う。
中ではいろんな議論をしています」と「攻撃サッカー」を改めて強調した。 2日は30周年の記念マッチとしてホームに札幌を迎える。節目の試合で勝利をつかむべく、準備を進める。