【J1注目プレビュー|第30節:G大阪vs柏】天皇杯の勢いを継続したいG大阪、柏は攻撃をどう完結させるか
【明治安田生命J1リーグ第30節】
2021年9月26日(日)
19:00キックオフ
ガンバ大阪(14位/30pt) vs 柏レイソル(13位/33pt) [パナソニック スタジアム 吹田]
◆天皇杯の戦いを継続できるか【ガンバ大阪】
前節はアウェイでの鹿島アントラーズ戦で3-1と完敗。良いところなくリーグ戦4連敗と苦しい戦いが続いている。
リーグ戦では良い戦いがしばらく見せられていないが、ミッドウィークに行われた天皇杯の湘南ベルマーレ戦では策がはまり、攻撃面で大きな改善が見られた。
特に2列目のワイドに配置したウェリントン・シウバと小野瀬康介が躍動。後方からのビルドアップもしっかりと行え、パスで崩して押し込むという戦い方ができた。
システムも3バックから4バックに変えたことは少なくない影響があり、この戦い方を継続する必要はあるだろう。小野瀬が負傷交代してしまったが、選手は揃っている。
松波正信監督が[3-4-2-1]のスタイルにこだわりを見せれば、湘南戦で掴んだ手応えを手放してしまう可能性はあるだけに、今節は湘南戦の戦いを継続することが大事となるはずだ。
★予想スタメン[4-2-3-1]
GK:東口順昭
DF:髙尾瑠、昌子源、キム・ヨングォン、藤春廣輝
MF:奥野耕平、山本悠樹
MF:倉田秋、宇佐美貴史、ウェリントン・シウバ
FW:パトリック
監督:松波正信
◆攻撃をどう完結させるか【柏レイソル】
前節はホームにサンフレッチェ広島を迎え、0-3で完敗。ドウグラス・ヴィエイラ1人にやられた形だが、広島の完成度の前に成す術がなかった。
そして前節からの間にFWペドロ・ハウルが電撃的に期限付き移籍。前線で起点となれていたペドロ・ハウルが退団したことは、高さという武器を失ったことに繋がる。
ただ、そのペドロ・ハウルが欠場を始めてから皮肉にもチームは結果を残せており、3勝1敗。残留争いから少し抜け出すことに成功した。
今のチームにはさほど影響はないかもしれないが、ここでライバルのG大阪相手にしっかりと勝利が収められるかは重要なポイント。連敗だけは避けたいところだ。
★予想スタメン[3-4-2-1]
GK:キム・スンギュ
DF:エメルソン・サントス、大南拓磨、古賀太陽
MF:川口尚紀、椎橋慧也、戸嶋祥郎、三丸拡
MF:クリスティアーノ、瀬川祐輔
FW:細谷真大
監督:ネルシーニョ
出場停止:ヒシャルジソン