G大阪、23年ぶりのリーグ5連敗阻止へ 26日の13位・柏戦は「6ポイントゲーム」

G大阪は25日、柏戦(26日・パナスタ)に向けて前日練習を行い、DF柳沢亘らが取材に応じた。14位に低迷する中で、迎える勝ち点3差の13位・柏戦。柳沢は「もちろん6ポイントゲーム、という話はしています」と語り、J1残留を争うライバルから勝ち点3を奪い、相手に勝ち点を与えないことを、チームとして強く意識していることを明かした。

チームはリーグ戦4連敗と不振を極めたが、22日の天皇杯4回戦・湘南戦は4―1と勝利し、ベスト8進出を決めた。この試合では先制点をアシストした柳沢をはじめとして、リーグ戦で出場機会が少なかった選手たちが躍動し、攻守が連動したサッカーで湘南を圧倒。サブに甘んじていた選手たちの反骨心に加え、フォーメーションを3バックから4バックに変更し「味方同士の距離が近くなり、失っても取り返しやすいという利点を生かせた」(柳沢)という材料も生かした勝利だった。

リーグ戦で引き分けも挟まない5連敗となれば、1998年のセカンドステージ以来、23年ぶりとなる。松波監督は柏戦に向け「ホームでもありますし、リーグでは勝っていない試合が続いている。残り試合を考えると、ここ一番というか、シーズンの大きなポイントになる試合になると思っています」と話した。また指揮官は、メンバーに関して「(湘南戦で)いいパフォーマンスを出した選手に関しては、継続してプレーさせていきたい」と明言。相手のウイークポイントを突くことに長けたネルシーニョ率いる柏を相手に、天皇杯の勢いを生かした攻守一体のスタイルで臨む。

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