指揮官として9年ぶり“大阪ダービー”を迎えるG大阪・松波監督「今回はしっかり勝てるようにしたい」
あす28日にC大阪戦を控えるG大阪の松波正信監督(46)が、自身初の“大阪ダービー”白星に意気込んだ。監督としては12年8月11日以来となる宿敵との1戦。当時は2点ビハインドを追いついたがドロー決着に終わり「今回はホームでしっかり勝てるようにしたいと思います」と強い気持ちを表した。
前節・横浜FC戦はまさかの3失点完敗。真夏の15連戦中で心身ともに切り替えが難しい状況だが「ダービーは別物」と強調。相手のC大阪はクルピ監督が成績不振で契約解除されて小菊新体制になったが「相手にフォーカスするのではなく、自分たちがホームで勝つことに集中して臨めればと思う」と持っているものを100%ぶつける構えだ。
42度目のダービーマッチで過去戦績は23勝7分け11敗。リーグ戦では4試合連続で勝ち星がない。だがチーム状況が悪い中でダービーに勝利し、その後の勢いにつながった過去の経験から「色んな意味でターニングポイントになる、絶対に負けられない戦い。気持ちを入れて戦わないといけない。ただ逆に選手たちのが冷静に味方ができるのではないか。。熱くなるのは僕だけで良い」と19年5月以来の勝利を厳命した。