G大阪MF倉田秋、大阪ダービーでC大阪の“解任ブースト”警戒「ガムシャラにやってくる」

G大阪は27日、大阪ダービー3連戦の初戦となるJ1リーグ・C大阪戦(28日、パナスタ)に向け、吹田市内の練習場で前日練習を行った。勝ち点差で並ぶ12位・C大阪と、13位・G大阪。G大阪MF倉田秋は「これから下位争いするのか、上に食らいつけるのか、これで変わる。内容も大事ですけど、結果が一番大事」と今シーズン最大の山場として見据えた。

大阪ダービーはここ4戦勝ちなし(2分け2敗)。このタイミングで、C大阪はかつてG大阪も指揮したクルピ監督を解任し、小菊新監督が就任した。かつて2011年にはC大阪でプレーし、当時コーチを務めていた小菊監督を知る倉田は「選手の気持ちもわかってくれていて、締めるところは締められる人。一体となって、セレッソは戦ってくると思う。(監督交代で)ガムシャラにやってくるパワーが出ると思う」と警戒心を強めた。

最近はボランチとしての起用が増加し、中盤で攻守に関わる役割を求められている倉田。C大阪のキーマンにはMF清武を挙げ「ゴールに直結しそうなパスはほぼキヨから出ている。前を向かせたら、(ボールが)出てくると信じて(他選手も)走ってきて、そこに合わせられる。(清武に)ボールを触らせるにしても、後ろ向きで触らせたい」と対応策をイメージした。

G大阪はここからの3試合が、15連戦のラスト3戦。メンバーを入れ替えながらリーグ戦では勝ち点は積み上げてきたが、前節では最下位だった横浜FCに敗れるなど、心身の疲労からくるミスも目立つ。「いい試合をしているときは、ボール一つに対する熱量が高い。目の前の相手に何が何でも負けない、と。気持ちを前面に出せない試合が連戦の中であった。それはなくしたい」と倉田。毎試合、意地のぶつかり合いが繰り広げられるダービーを前に、メンタル面の重要性を強調していた。

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