G大阪、ルーキーの一発退場と痛恨ミスで横浜Cにクラブ史上初黒星…DF三浦弦太「悔やまれます」
◆明治安田生命J1リーグ第26節 横浜C3―1G大阪(25日・ニッパツ)
G大阪は退場と痛恨ミスが響き、横浜Cにクラブ史上初の敗北を喫した。
前半終了間際に大卒ルーキーDF佐藤が一発レッドで退場となり、そのFKから先制点を献上。後半3分にはCKからMF小野の約1年1か月ぶりゴールで追いついたが、後半35分に自陣ゴール前でDF三浦のクリアミスから痛恨の2失点目を喫した。終了間際にも3点目を奪われて敗れ、三浦は「(2失点目は)僕自身もボールに対する目測など、もっといい対応ができたと思う。勝ち点1、または3を取れるゲームにできたと思うので、そこは悔やまれます」と振り返った。
15連戦の12戦目。前節から先発7人を入れ替えて戦う中で、この試合まで公式戦3試合連続完封中だったDFラインのミスが失点に直結した。佐藤は横浜C・MFマギーニョにスピードで振り切られ、体で止めて退場に。さらに同点に追いついた後の2失点目は、途中出場のDF昌子が相手のポストプレーに引き出されてカウンターを受け、さらにMF井手口のクリアが味方に当たって流れを切れず、最後は三浦のクリアがうまく足に当たらずに与えた決定機を決められた。
松波正信監督は「(2失点目は)もったいない失点。結果は残念ですが、切り替えて臨みたい。勝ち点を失うとネガティブな要素が出てしまうので、そこはリカバリーしないといけない」と振り返った。28日のリーグ戦・C大阪戦(パナスタ)から、ルヴァン杯準々決勝でもC大阪戦(9月1、5日)と続く“大阪ダービー”3連戦を前に、ダメージの残る敗戦となった。