G大阪とFC東京は両GKの好守も光り、ドロー決着。特別指定選手の山見大登が終盤に決定機を創出も…

G大阪は前節のヒーロー山見大登を後半投入

J1リーグは8月21日、第25節の9試合を各地で開催。パナソニックスタジアム吹田で行なわれたG大阪とFC東京の一戦は、0-0の引き分けに終わった。

前節、清水に特別指定の現役大学生FW山見大登のスーパーゴールで1-0で勝利したG大阪は、その試合から先発1人を変更。柳澤亘が外れ、小野瀬康介が入る。

8月に入って2連敗中のアウェーのFC東京は前節・札幌戦で2度のリードを守り切れず2-3の逆転負け。3人を変更してこの試合に臨んだ。渡辺剛バングーナガンデ佳史扶、田川亨介が外れ、中村拓海、ジョアン・オマリ、ディエゴ・オリヴェイラが先発。中村拓海は6月19日の横浜FC戦以来、約2か月ぶりの出場となった。

試合は、素早いトランジションから両チームが決定機を迎える。

ホームのG大阪は、7分に宇佐美貴史が強烈なシュートを放つ。GK波多野豪の好セーブでこれを防いだFC東京も12分、14分とD・オリヴェイラとレアンドロのコンビで相手ゴールに迫る。

G大阪はレアンドロ・ペレイラが度々強烈なシュートを放つものの、枠を捉えることができない。

FC東京も後半立ち上がりのCKの流れから、最後は小川諒也がハーフボレーを放つが、これはポストに嫌われる。

後半は両チーム堅い守備を崩そうとミドルシュートを多用。しかし、G大阪の東口順昭、FC東京の波多野と両GKの好守もあって、ネットを揺らすことができない。

G大阪は70分に宇佐美、倉田秋を下げ山見と井手口陽介を投入。続けて足を押さえていた藤春廣輝を柳澤亘にチェンジ。81分に奥野耕平とチアゴ・アウベスを送り出し5枚の交代カードを使い切る。

FC東京も永井謙佑、田川亨介、三田啓貴、髙萩洋次郎ら攻撃的なカードを送り出して白星を目指す。

終盤はG大阪の山見、FC東京の田川とそれぞれチャンスを創出するものの、決定打が生まれずスコアレスのままタイムアップを迎えた。

この結果、G大阪は勝点30、FC東京は同36と1ポイントを分け合った。

中3日で迎える次節、G大阪は横浜FCと、FC東京は仙台とそれぞれ敵地で対戦する。

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