【月間表彰】G大阪復活の旗手・宇佐美貴史 「天国と地獄の分かれ目」で決めた決勝弾

闘将を熱くさせたワンプレーを選出、7月は宇佐美貴史の「称賛に値する」

サッカー界で最も熱い男が選んだ、漢を感じる熱いプレーとは。

ガンバ大阪に所属する元日本代表FW宇佐美貴史が、7月27日のJ1リーグ第3節大分トリニータ戦後半アディショナルタイム、華麗なハーフボレーで決勝点を叩き込んだ。2019年限りで現役引退した元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏は、スポーツチャンネル「DAZN」のパートナーメディアで構成される「DAZN Jリーグ推進委員会」との連動企画で、7月のJリーグの「月間最熱モーメント」に宇佐美の芸術弾を選出。「THE ANSWER」のインタビューで、かつて天才と呼ばれた男に名門復活の旗手としての期待を寄せた。

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「あのゴールの凄さは明白。天国と地獄が分かれるところ。後半アディショナルタイムで疲れている時間帯にも関わらず、あれだけの技術、シュート力。あれは称賛に値する」

昨年、現役引退し、ブラジルで実業家として活躍する一方、公式YouTubeチャンネル「闘莉王TV」ではブラジルの生活を魅力たっぷりに届けている闘莉王氏。そんな闘将が絶賛したのはガンバの鬼才、宇佐美の決勝弾だった。

7月27日、ドロー決着間際の大分戦のゴールは、後半アディショナルタイム4分に生まれた。FWパトリックが頭で落としたボールに、途中出場の宇佐美が反応。右足のハーフボレーで決勝弾を突き刺した。試合後に涙を浮かべるなど、自身にとっても大きな意味を持つゴールと勝利になった。

「疲れていると、あのシュートは抑えることができない。インパクトの技術のみならず、パワーも加わっていた。熱い気持ちも感じた。ガンバもチーム状態が上がってきたけれど、あのゴールは大きなきっかけになると思う」  闘莉王氏はこう語った。今シーズンは序盤に勝ち星に見放され、宮本恒靖監督が解任されるなど、苦しみの序盤戦を迎えていた名門。宇佐美の活躍もあり、12位まで順位を上げてきた。

自身も浦和レッズ時代にMVP(Jリーグ最優秀選手賞)を獲得した闘莉王氏は、2006年最終戦で優勝決定戦として激突した関西の雄、G大阪の底力を認めている。

「ガンバを立ち直させるメンツは揃っていると思う。宇佐美選手にはその先頭に立ってもらいたい」と闘将。名門復活の担い手として、元祖“天才”に大きな期待を寄せている。

■田中マルクス闘莉王

1981年4月24日生まれ、ブラジル出身。渋谷教育学園幕張高を卒業後、2001年にJ1広島でプロデビュー。06年に浦和のリーグ初優勝に貢献し、同年のJリーグMVPに輝く。07年にACL優勝、名古屋移籍後の10年に自身2度目のJ1制覇。03年の日本国籍取得後は日本代表としても活躍し、04年アテネ五輪、10年南アフリカW杯に出場。日本代表43試合8得点の成績を残した。19年12月にJ2京都で現役引退。現在はブラジルで実業家として活動する傍ら、公式YouTubeチャンネル「闘莉王TV」も話題になっている。

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