G大阪FW一美、東京五輪世代の仲間の戦う姿が刺激に あすリーグ横浜戦「貪欲に得点を狙う」

あす6日にリーグ横浜戦(パナスタ)を迎えるG大阪のFW一美和成(23)が5日、チームを4連勝に導く得点に意気込んだ。真夏の過密日程が続く中、前節・仙台戦ではFWレアンドロ・ペレイラとともに“温存”でベンチ外。「貪欲に得点を狙い、チームに貢献したい」と口にした。

本来は1トップ、もしくは2トップの一角だが、現在はチーム戦術上“シャドー”と呼ばれる1・5列目でプレーする。「今までと違うポジションで難しさはあるけど、ポジティブです。そこで裏へ抜けたり、仕掛けられるようになれば自分のプレー幅は拡がる」。徐々に慣れてきており、そろそろ爆発する予感が漂う。

東京五輪世代。19年にはU―22代表合宿に招集された経験もある。そんな切磋琢磨してきた仲間たちが五輪の舞台で戦う姿は応援の気持ちとともに「自分も立ちたい思いがあったし、悔しさもある」。そして「五輪が全てじゃない」と意地を見せる。

あす6日の3位決定戦メキシコ戦は東京五輪代表ラストの1戦であり、22年カタールW杯へ向けたリスタートの1戦でもある。一美もまた、横浜戦でゴールを奪い、目指すカタールW杯への歩みを進めていく。

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