【プレビュー】仙台もG大阪も調子は上向き。さらに勢いを強めるのはどちらか。

【国内サッカー プレビュー】明治安田生命J1リーグは8月3日、延期されていた第21節の1試合が開催される。約1ヶ月ぶりのリーグ戦となるベガルタ仙台が中3日のガンバ大阪をホームに迎える。

5戦未勝利のベガルタ仙台と2連勝と復調傾向にあるガンバ大阪が激突。互いに勝点3を目指した一戦となる。

ホームの仙台は約1ヶ月ぶりのリーグ戦を迎える。短期間で連戦を続けているG大阪との試合勘の差は確実にあるが、一方で疲労が溜まっていないのは確か。相手を上回る走力を見せることで優位に試合を進めたい。現在、降格圏に沈んでいる状況を考えても、ここでしっかりと勝点3を手にしたいところだ。

チームとしては徐々に調子が上がって中断期間に入っていた。直近の7試合を見ればわずか1敗。5試合連続で勝利こそ逃しているが、粘り強い守備で対抗して勝ち点を稼いでいる。注目は守護神のGKヤクブ・スウォビィクだろう。好セーブ連発で何度もチームを救っていた男は、今節もG大阪の強力なアタッカー陣を抑えられるか注目したい。

G大阪は過密なスケジュールによる連戦が続いている状況ではあるが、チーム状態はむしろ向上傾向にある。7月上旬のAFCチャンピオンズリーグを終えてからは、チームの得点力がアップ。前節の北海道コンサドーレ札幌戦も2-0で快勝し、連勝で順位を13位にまで上げている。

前述したように得点力アップがチーム状況を好転させた。特にFWレアンドロ・ペレイラとFWパトリックのブラジル人ストライカーたちがゴールを量産。これによって前線の選手にマークが集中し、今度は中盤の選手たちにもゴールが生まれ始めている。この好循環を仙台戦でもつなげていきたい。相手の堅守を打ち破って勝利をもぎ取れるか。

8月から始まる後半戦に向け、さらに調子を上げていきたい両者の激突は3日19時にキックオフする。

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