「律、お前は天才とちゃうで」「やることはガンバと全く一緒やねん」中学生の堂安や谷晃生、林大地を育てた名伯楽が語る秘話と今

ニュージーランドとの120分間の激闘を終え、PK戦に突入したU-24日本代表。かつてガンバ大阪のジュニアユースで家長昭博宇佐美貴史ら数々の日本代表を育て上げて来た鴨川幸司さん(現FCティアモ・アカデミーダイレクター)は、テレビの前で一抹の不安を感じていたという。

今大会のメンバーのうち堂安律と林大地、そして谷晃生の3人は多感な中学生時代に鴨川さんが指導した選手である。癖のあるサッカー小僧でもあった宇佐美をして「あの人から発せられる言葉の中に意味がないものはないと、中学生ながらに思っていたので常に耳は傾けていました」と言わしめた鴨川さんは、厳しさも併せ持つ指導者だ。

谷は「1回も怒ったことないないんとちゃうかな」

神戸でのスペイン戦、堂安の両親から受け取ったチケット

「お前はアキの足元にも及ばへんって」

「アイツは雑草魂も謙虚さもある」

「マンネリ化」してきた中での新たな挑戦

「ないない尽くし」だったガンバのアカデミー

名伯楽でも林のポテンシャルは見抜けなかった

Jの下部組織のあり方だけが正解ではない

「律にも宇佐美にもやってきたことやし」

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