「マジで泣いた」 宇佐美、G大阪を救う後半ATの“劇的ボレー弾”に喝采「鳥肌やばい」

2連敗で迎えた大分戦、終盤の2ゴールで逆転勝利…エース宇佐美が2カ月ぶりの決勝弾

 G大阪は苦しい状況にいた。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)参戦から帰国後、今年3月上旬に新型コロナウイルス陽性者が出たことで中止となった試合が組み込まれたことで、真夏の過密日程に突入。21日のヴィセル神戸戦(1-2)、24日の鹿島アントラーズ戦(0-1)と連敗したなか、この日もホームに大分を迎えて後半15分に先制点を献上した。

18試合終了時点で勝ち点17と低迷し、降格圏の暫定17位と苦しむなか、ここから意地を見せる。後半39分に途中出場のFWレアンドロ・ペレイラが決めて同点に追いつくと、同アディショナルタイム4分にドラマが待っていた。猛攻を仕掛けるG大阪は最終ラインからDFキム・ヨングォンが前線へロングボールを送ると、これをFWパトリックがヘディングで落とす。そこに走り込んだ途中出場のFW宇佐美貴史が右足ハーフボレーで合わせると、強烈な一撃がゴールに突き刺さった。

Jリーグ公式インスタグラムは「青黒のエースの一撃」と綴りゴール動画を公開。同公式ツイッターにも映像を投稿すると、ファンからは「鳥肌やばい」「宇佐美の涙はアツすぎる!」「爽快感半端ない!」「めっちゃ痺れた」「マジで泣いた」とファンから歓喜の声が殺到した。エースの劇的な一撃で勝ち点3を上積みし、暫定15位に浮上したG大阪。過酷な連戦が続くものの、試合後に涙も見せていた宇佐美のリーグ戦で約2カ月ぶりの復活弾が、チームに勢いを与えたことは間違いないだろう。

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