G大阪が松波監督続投を発表 小野社長「必ずや巻き返しを図ることができる」

J1G大阪は1日、今季は松波正信監督(46)で継続して指揮を執ると発表した。

松波監督は宮本恒靖前監督の解任を受け、5月14日に就任。暫定的に指揮を執ると発表されていた。クラブは松波体制の継続も含め、複数の後任候補を調査していたが、候補の1人だった元鹿島監督の大岩剛氏との交渉は合意に至らなかった。

松波監督は5月30日の横浜FC戦に勝利し、今季初の2連勝に導いた。この日は続投発表前に湘南戦(2日・レモンS)に向けたオンライン取材に応じ、「複数得点を取れた勝利だったので全体的にはポジティブに出たと思っています」と連勝について語った。湘南戦については「横浜FC戦は2-0で勝利した中でも見返すと甘いところもたくさんありましたし、やられてもおかしくない局面もたくさんあった。そう簡単に勝てる相手ではないが、こちらも湘南さん以上にハードワークして勝ち点3取りにいければ」と3連勝への意気込みを口にした。

松波監督続投について小野忠史社長はクラブを通じ次のようにコメントした。

「ガンバ大阪に関わるすべての皆様、いつも熱いご声援ありがとうございます。

ガンバ大阪では、来シーズン以降も視野に入れ、松波監督続投も含め次期監督候補を数名に絞り検討しておりましたが、

・現時点において、条件面含めガンバ大阪が求める監督がマッチしなかったこと

・今シーズン過密日程の中、外部からの監督招聘による新体制でのチームづくりに時間的余裕がないこと

・松波監督体制におけるチームの団結力が日々向上していること

・松波監督体制において、チャレンジングな試合内容へと変化しつつあること

以上により、現状を十分把握している松波監督体制において必ずや巻き返しを図ることができると信じ、松波監督体制の継続を決定しました。

なお、松波監督にはトップチーム監督に専念していただき、強化アカデミー部は和田昌裕取締役 兼 普及部長に統括していただきます。

『TOGETHER as ONE』  ガンバ大阪に関わるすべての皆様と心一つにし、今後も戦っていく覚悟です。是非、今後とも熱いご声援の程、宜しくお願い致します」

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