嬉しさと煮え切らなさと…G大阪DF昌子「代表にふさわしいプレーを」あすFC東京戦で浦和戦の反省生かす

2年ぶりに日本代表に招集されたG大阪DF昌子源(28)が、代表戦士の“資質”を証明することを誓った。前日20日に国際Aマッチ4試合に臨む日本代表に選出。だが「嬉しい」と口にしつつも「スッキリしていない、煮え切らない部分がある」と苦笑い。16日のリーグ浦和戦で自らのミスから2失点に関与したことを振り返り「日本代表にふさわしいプレーをしないとけない。気を引き締め直したい」とあす22日の敵地FC東京戦での“リベンジ”を誓った。

チームは今季1勝止まりで、守備陣も3試合連続複数失点。特にカウンターでやられるシーンが多く、FC東京はブラジル人アタッカーを中心とした鋭いカウンターが武器となっている。そこを止めることが勝利への近道で、守備陣のリーダーは「注意深く、もう少しアンテナを高く張ってやる必要がある」と強調。加えて「今は単調な攻撃が多い。セカンドボールを拾って2次、3次攻撃でシュートを増やしていければ、得点チャンスも増える」とチャンス数アップとカウンター対策の最善策としてセカンドボール回収を挙げた。

成績不振で宮本恒靖監督を解任。新たに松波正信監督を据えて臨んだ初戦の浦和戦は3失点黒星だったが「勢いや得点の匂いは感じた。前進している」と前向きに捉える。選手個々の発言も増えているようだ。それだけチームの雰囲気が良くなっているだけに、FC東京戦は重要になる。

昌子は6月2日の湘南戦は不出場の見込みで、代表合宿合流までは残り3試合(22日・FC東京、27日・徳島、30日・横浜FC)。この期間でチームの流れを一変させたい。

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