G大阪新監督は日本人軸、情報集めている段階でACL開始までメド…宮本恒靖監督を解任

G大阪は14日、宮本恒靖監督(44)の解任を発表した。開幕から10試合を終え、1勝4分け5敗の18位と低迷。新型コロナウイルスの集団感染もあって出遅れたとはいえ、得点数はわずか3と深刻な得点力不足に陥っていた。後任は松波正信強化アカデミー部長(46)が暫定的に監督を務め、新監督の選定を急ぐ。

オンラインで会見したG大阪の小野忠史社長(59)は、13日夕方に解任を通達したことを明かし、「10試合は早いと思われるかもしれないが、課題の得点力に改善が見受けられないという判断を、私自身がさせていただきました」と説明した。クラブハウスで宮本監督に直接伝え、「彼も成績は自覚しているところもあってか、納得した形。2度目の監督就任の可能性もありますので、(今後も)違う形でサポートさせていただくと、握手をして別れた」という。

宮本監督は2018年途中にクルピ監督(現C大阪監督)の解任を受け、トップチーム監督に就任。守備の意識を高めたチームづくりで、同年は残留争いに陥ったチームを9位まで引き上げた。昨季は2位でアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権も獲得。今季は新たに攻撃的なスタイルでタイトルを目指したが、コロナ禍によるコンディション不良や負傷者の続出も重なり、結果は出せなかった。

後任は6月後半に始まるACLをめどに、招へいに動く。現時点は候補者の情報を集めている段階で、日本人を軸に、ACL出場歴など、豊富な経験を持った監督が理想。レジェンド監督を解任したG大阪が、新たな立て直しの道を模索する。

◆宮本 恒靖(みやもと・つねやす)1977年2月7日、大阪・富田林市生まれ。44歳。G大阪ユースから95年にトップ昇格。2005年にリーグ初優勝に貢献。オーストリアのザルツブルク移籍を経て、09年に神戸移籍。11年に現役引退し、国際サッカー連盟(FIFA)がスイスのスポーツ教育機関と合同で運営する大学院「FIFAマスター」を卒業。15年にアカデミーコーチとしてG大阪に復帰。J1通算337試合8得点。日本代表71試合3得点。02、06年W杯日本代表。

◆今季J1クラブの監督解任 G大阪が3チーム目。横浜Cは開幕6連敗を喫し、4月8日に下平監督を解任。ユースから早川監督が昇格して指揮を執るが、ここまで13試合を終えて未勝利で最下位に低迷する。鹿島は15位と低迷していた同14日にザーゴ監督を解任。相馬コーチが新監督に就任し、就任後は公式戦8試合無敗(5勝3分け)と復調し、リーグ戦でも7位に浮上している。

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