G大阪社長 契約解除告げ宮本監督と握手「将来2度目の監督の可能性も当然ある」

J1G大阪の小野忠史社長(59)が14日午後、オンライン取材に応じ、宮本恒靖前監督(44)との契約を解除し、松波正信強化アカデミー部長(46)が当面の監督を兼務することについて説明した。

G大阪は今季10試合で1勝4分け5敗の勝ち点7で18位と低迷。クラブはこの日午前に監督交代を発表した。小野社長は「現時点リーグ戦10試合を消化して1勝止まり。なかなかチーム状況が改善することは厳しいと判断し、今回の結論と至りました。本日より松波監督が指揮を執り、ディフェンス面での強みを生かし、攻撃面で改善を期待しています。新たなガンバ大阪をお見せできるよう全員で戦って参りたい」と述べた。宮本監督が築いた堅守を維持しながら、今季わずか3得点と深刻な攻撃面での改善をFW出身の松波監督に託す。

宮本前監督には事実上の解任を前日夕方にクラブハウスで小野社長が通告したという。「納得した形で変な雰囲気にもならなかった。ガンバのOBとして引き続き、また将来2度目の監督の可能性も当然ありますので、しっかり違う形でおつきあいしていただくということで」と最後は握手をして別れたという。クラブのレジェンドである宮本前監督には、別のポストを用意して迎え入れる準備もあるとした。

松波監督がこれまで強化アカデミー部長として担当してきた仕事については、和田昌裕取締役強化アカデミー担当兼普及部長(56)が担うという。「私が過去にも経験がありますので。心配せずに大丈夫です」と和田取締役は話した。

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