“レジェンド”宮本監督解任…G大阪・小野社長の会見コメント(1)「攻撃の改善が見られず」

G大阪は14日、宮本恒靖監督(44)の契約解除を発表した。後任監督が決まるまでは当面、松波正信強化アカデミー部長(46)が監督を兼任。同日、小野忠史社長と和田昌裕強化アカデミー担当兼普及部長がメディア対応に応じた。以下、小野社長との一問一答。

――まず最初に

「昨年はリーグ2位、天皇杯準優勝。今季はACLを含めて、全てのタイトルを目指してシーズンスタートした。21年は1位を目指してスタートしたが、10試合消化で1勝止まり。チーム状況の改善は厳しい、と今回の結論に至りました。本日から松波監督が指揮を執っていますが、守備面の強みを生かして、攻撃面の改善に期待している。新しいガンバをお見せで来るように全員で戦いたい」

――1―2で敗れたリーグ広島戦(12日)が決定打か?

「そこでジャッジしたが、その前の川崎F、C大阪、名古屋を含めて内容的に…チャレンジや改善が見受けられなかった。期待感を持ちながら、監督と話しながらやっていたが結果的に見受けられなかった。私の中で10試合が早いというのはなかった。(求心力の低下か、手腕か?)繰り返しになるが、数試合の中で改善が見られず、私の判断の中で期待できなかったということ。

――今季は4クラブが降格。その影響はあったか

「通常シーズンとは違いますが、4チームが降格だからではなく、2チームでもここで判断したと思う」

――解任を通告したのは

「タイミングは昨日の夕方。クラブハウスで直接、私から話をしました。まず結果が出ていない。プロ集団なので、結果が出ていないことと、攻撃の改善の期待のところを話させてもらった。彼にも意見を求めたが、成績は自覚していているところもあって、特に納得した形だった。変な雰囲気にもなっていない。2度目の監督就任の可能性もあるので、しっかり違う形でサポートさせてもらうという話をした。(現時点でのサポートは?)それは宮本さんには話している。少しユックリした上でガンバで…となれば遠慮なく連絡して欲しいと伝えている」

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