降格圏のG大阪が宮本恒靖監督を解任、改善できずに18位…当面は松波正信氏が指揮

ガンバ大阪は14日、宮本恒靖監督(44)の解任を発表した。なお、今後は強化アカデミー部長の松波正信氏(46)が兼務し、後任を探すという。

宮本監督は、現役時代は下部組織からG大阪に所属。引退後は2015年にG大阪のジュニアユースのコーチに就任。2016年にはユース監督になると、2017年からはJ3リーグに参戦するU-23チームで監督を務めた。

2018年7月にレヴィー・クルピ監督の解任に伴い、トップチームの監督に就任すると、そのシーズンは9位でフィニッシュ。2019年は7位、2020年は2位と毎年順位を上げていった。

しかし、今シーズンは開幕直後にチーム内で新型コロナウイルス(COVID-19)のクラスターが発生。1カ月の活動停止となったが、活動再開後もチーム状態は上がらず。今シーズンはここまで1勝4分け5敗で18位に低迷していた。

また、10試合で3得点と攻撃陣が機能せず、改善も見られない状態が続いており、12日にはサンフレッチェ広島相手に1-2で敗れていた。

代表取締役社長の小野忠史氏は監督解任についてコメントしている。

「今シーズン『TOGETHER as ONE』のスローガンのもと、すべてのステージで1位を目指すべくスタートを切りましたが、リーグ戦10試合を終え1勝4分5敗3得点 勝点7の暫定18位と降格圏内に低迷し、当初の目標と大きくかけ離れた現状に対して大変申し訳なく思っております」

「宮本監督には当時不調であったチームを立て直していただくべく、2018シーズン途中から監督に就任していただきました。そのシーズンで見事残留を果たしていただき、世代交代を図りながら翌2019シーズンにはJ1リーグ7位、さらに2020シーズンにはJ1リーグ2位、天皇杯準優勝という結果を残していただきました」

「私自身もこれからの更なるチームの成長と飛躍を信じておりましたが、当初の目標であるすべてのステージでの1位を目指す中、10試合を消化した段階でチーム状況が改善することは難しいという判断をし、監督交代の決断を下しました」

「連戦中のチーム状況も踏まえ、当面の間、チームをよく知り現状の課題を把握している松波強化アカデミー部長にトップチーム監督を兼務していただき、チームの立て直しを託すこととしました」

「現時点で皆様のご期待に沿えていないシーズンとなっておりますが、ファン・サポーターの皆様、スポンサーの皆様、ホームタウンの皆様、ガンバに関わる全ての皆様の力で必ずやこの苦しい状況を乗り越えられると信じております。新たな体制でリーグ戦の巻き返し、ACL、天皇杯、ルヴァンカップのタイトル獲得を目指して全員が心をひとつにチャレンジしてまいります。引き続きチームへのご声援のほどよろしくお願いいたします」

松波氏は現役時代にG大阪でプレー。引退後はユースでのコーチや監督を務めると、トップチームでもコーチを務め、2012年3月から2013年1月までは監督に就任。その後、ガイナーレ鳥取で監督を務め、セレッソ大阪U-18のコーチも務めていた。

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