宇佐美が決めた!! 今季初ゴール守り抜いたG大阪、鳥栖下して21年初勝利!!
[4.14 J1リーグ第18節 鳥栖 0-1 G大阪 駅スタ]
J1リーグは14日、第18節を開催し、駅前不動産スタジアムではサガン鳥栖とガンバ大阪が対戦。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半23分にFW宇佐美貴史の得点で先制したG大阪が、1-0の完封勝利で今季初白星を獲得した。
ホーム・駅スタでは今季5試合4勝1分、12得点無失点と圧倒的な数字を残す鳥栖は、11日の前節・横浜FC戦(○3-0)から先発3人を入れ替え、MF中野嘉大、MF本田風智、DF中野伸哉らを先発起用。活動休止期間のあったG大阪は、今季4試合2分2敗と未勝利でノーゴールと苦しい状況が続く。前節・柏戦(●0-1)から先発5人を入れ替え、今季初出場となるMF奥野耕平らがスターティングメンバ―に名を連ねた。
AFCチャンピオンズリーグ延期による日程変更を受けて開催された一戦。前半10分にG大阪がゴールを脅かす。ハーフウェーライン付近でボールを奪ったDF高尾瑠がFWパトリックへつなぎ、宇佐美へ。PA外から右足で狙ったシュートがゴールを強襲するも、好反応を見せたGK朴一圭に右手で触れられてネットを揺らすには至らなかった。
その後は両チームともに相手守備を攻略し切れず、なかなかフィニッシュまで持ち込めない時間帯が続き、0-0のまま前半を折り返す。
後半立ち上がりの2分には鳥栖に好機。MF仙頭啓矢のスルーパスからPA内に走り込んだ中野嘉大が狙うも、距離を詰めたGK東口順昭に阻まれてしまう。さらに同5分には左サイドから仙頭が送ったラストパスにFW林大地が反応するも、ダイレクトで合わせたシュートはゴール右に外れてしまった。
すると、後半23分にG大阪にとって待望の瞬間が訪れる。左サイドでボールを受けたMF福田湧矢から、PA内右に走り込んだ宇佐美がパスを呼び込むと、右足のシュートでネットを揺らし、G大阪にとって今季初得点でスコアを1-0とした。鳥栖にとっては今季ホーム初失点となった。
その後、G大阪に追加点こそ生まれなかったものの、鳥栖の反撃を粘り強い対応でしのぎ切って1-0の完封勝利を収めた。敗れた鳥栖は今季ホーム初黒星を喫することになった。