あすコロナ集団感染後初のリーグ広島戦…G大阪・宮本監督「ピンチをチャンスに変える」

新型コロナ陽性者が8人出たG大阪は、あす3日の広島戦(Eスタ)で「クラスター(集団感染)」認定後初の公式戦を行う。2月27日のリーグ開幕・神戸戦以来35日ぶり。すでにリーグ戦6試合が中止となっているが、宮本恒靖監督(44)は「ピンチなのかもしれないけど、これをチャンスに変えよう」と選手にゲキを飛ばした。

3月9日から2週間のチーム活動停止。自宅で個人トレやオンラインミーティングなどできることは限られていたが、その分、ライバルをじっくりと分析することができた。指揮官が「自分たちはできなかったが、6、7試合を終えたチームがあり試合の運び方や傾向…それを掴むことができた。他チームを見ることができたのはプラス」という。また選手全員のゲームへの渇望は凄まじく、2月中旬にチーム合流したFWレアンドロ・ペレイラやFWチアゴ・アウベスの新助っ人2人のコンディションが上がる時間にも繋がった。

新型コロナの陰性確認が取れ、負傷者を除いて全員が戦列復帰。「公式戦を2試合行った後は間隔が空いて、今は新シーズンを迎えるような感じです。前向きにやりたい」と宮本監督は意気込む。未消化となっている6試合は今後代替日程が組まれる予定。過密日程になることは避けられないが、チーム一丸で苦境を乗り越えていく。

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