G大阪いよいよ復帰戦 宮本監督「ピンチなのかもしれないけど、チャンスに変えよう」

J1G大阪の宮本恒靖監督(44)が2日、広島戦(3日・Eスタ)を前にオンライン取材に応じた。選手6人、スタッフ2人の計8人が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたG大阪では3月に予定された全6試合が中止となった。2月27日に開幕戦・神戸戦(ノエスタ)以来35日ぶりとなる復帰戦に臨む。

宮本監督は「公式戦2試合がありましたが、間があいてシーズン最初の試合を迎えるような感覚があります」と再開初戦を前に語った。今季は2月20日の富士ゼロックススーパー杯・川崎戦、リーグ開幕戦の神戸戦を戦っただけ。最初の感染が判明した3月2日から1カ月以上が経過しての試合となる。

感染した6選手もすでに復帰。代替試合も入ってくる今後は過密日程を覚悟する。「全員が試合に出られるような準備をしていきたい」と総力戦を誓った。

相手は今季3勝3分けと無敗の広島。ブランクの影響も心配される。指揮官は「選手は自宅でのトレーニングが時間が長かったせいかグラウンドでプレーするフレッシュな気持ちが見える。そういった気持ちがプレーに表れるという印象。コンディション面ですごく難しい状況あるようには見えない」と戦える準備が整っていることを強調する。

今季公式戦は2戦2敗。「選手にはもしかしてピンチなのかもしれないけど、チャンスに変えようという言葉を伝えた。積極的に臨んでくれていますし、他のチーム分析、傾向を見ることができたことはプラスにとらえます。前向きな気持ちでやっていきたい」と宮本監督。苦難を乗り越えて再出発を切る。

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