Jリーグでは数多くの激戦が繰り広げられてきたが、各クラブはどのような成績を残してきたのだろうか。今回は、ガンバ大阪の各チームとの通算対戦成績から1試合あたりの平均獲得勝ち点を算出。それを基にしたランキングを紹介する。※現行ルールに合わせて勝（Vゴール含む）＝勝ち点3、分＝勝ち点1、負＝勝ち点0で計算。並んだ場合は1：勝利数、2：得失点差、3：総得点で順位を決定。データは1993シーズン～2020シーズンまでのJ1リーグによるもの。

2位：劇的なパトリック弾

横浜FC

平均獲得勝ち点：2.50

通算対戦成績：4試合／3勝1分0敗／7得点3失点

J1で対戦したのは2シーズンのみだが、ガンバ大阪は横浜FCに対して未だ負けていない。初対戦となった2007年は1勝1分で、久々の対戦となった昨季はガンバが連勝している。

パナソニックスタジアム吹田で行われた昨季の第8節は、劇的な展開となった。アデミウソンのゴールでガンバが先制したが、斉藤光毅のゴールで横浜FCが追いつく。試合がアディショナルタイムに突入すると、CKからパトリックが豪快にヘディング弾を叩き込んだ。

アウェイゲームは第33節に行われた。開始30秒ほどで倉田秋のゴールで先制すると、81分にカウンターからパトリックのゴールで点差を広げた。この勝利によりガンバは最終節を残して2位が確定。4年ぶりのAFCチャンピオンズリーグ出場権を確保した。

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