「乱打戦連発の暴れん坊って?」ガンバ大阪の”大好物クラブ”はどこ?【J1相性ランキング4位】
Jリーグでは数多くの激戦が繰り広げられてきたが、各クラブはどのような成績を残してきたのだろうか。今回は、ガンバ大阪の各チームとの通算対戦成績から1試合あたりの平均獲得勝ち点を算出。それを基にしたランキングを紹介する。※現行ルールに合わせて勝(Vゴール含む)=勝ち点3、分=勝ち点1、負=勝ち点0で計算。並んだ場合は1:勝利数、2:得失点差、3:総得点で順位を決定。データは1993シーズン~2020シーズンまでのJ1リーグによるもの。
4位:暴れん坊との乱打戦
湘南ベルマーレ
平均獲得勝ち点:2.07
通算対戦成績:28試合/19勝1分8敗/55得点41失点
4位に入ったのは湘南ベルマーレ。Jリーグ開幕から1年遅れで加わった当時はベルマーレ平塚という名称で、湘南の暴れん坊と呼ばれていた。この対戦カードはたくさんのゴールが生まれることが多く、1995年には4試合で23ゴールが生まれた。中でも、3-5でガンバが勝利したサントリーシリーズ(1stステージ)第4節では、ベルマーレのベッチーニョ、ガンバの礒貝洋光、プロタソフの3人が2得点を挙げている。
ベルマーレ平塚との対戦成績は10勝6敗でガンバに軍配が上がっている。1999年に平塚がJ2に降格したことで、両者がJ1で対戦することがなくなる。チーム名に湘南を冠したベルマーレがJ1に帰ってきたのは2010年。その間にガンバは05年にJリーグを初制覇し、07年はヤマザキナビスコカップ(現YBCルヴァンカップ)を制覇。08年には天皇杯とAFCアジアチャンピオンズリーグとの2冠に輝き、翌シーズンは天皇杯連覇を成し遂げている。
10年以降の対戦成績は9勝1分2敗で、昇降格が多かった湘南をガンバが圧倒している。10年と14年はガンバが連勝、16年も1勝1分と負けず。しかし、近年は拮抗した試合も多く、18年と昨季は1勝1敗。昨季は0-1でホームゲームを落としたが、アウェイでは福田湧矢とパトリックのゴールで競り勝っている。