遠藤航の「推定市場価格」が半年で驚異の“220%アップ”でついに10億円超え! 三笘薫もランクインした「全日本人選手TOP30」の顔ぶれは?
日本人選手全体では5位にランクイン
ドイツの移籍専門サイト『transfermarkt』が日々更新しているのが、世界中のフットボーラーの「推定市場価格」だ。これは、選手の能力や実績、年齢、過去の移籍例などを総合的にジャッジして弾き出される評価額で、移籍マーケットにおける“価値”を示す指標として定評がある。
その『transfermarkt』が2月10日、ブンデスリーガに所属する選手の「推定市場価格」を一斉に更新。シュツットガルトに所属するMF遠藤航が昨年11月の600万ユーロ(約7億5000万円)から約33%のアップの800万ユーロ(約10億円)に跳ね上がった。
リーグ屈指のデュエルの強さで注目され、ここまで全試合に先発するなどチームの軸となっているボランチは、昨年7月の時点での推定市場価格は、まだ250万ユーロ(約3億1250万円)だった。わずか半年間でなんと220%も急騰したことになり、日本人選手全体でも5位にランクインしている。
また、欧州王者バイエルンからゴールを奪うなど、新天地のビーレフェルトで不可欠な存在となっているMF堂安律も、630万ユーロ700万ユーロ(約8億7500万円)へ上昇。ポルトでの不振で評価が大幅に下落したアル・アインのMF中島翔哉と並ぶ6位タイに付けている。
上位の顔ぶれは変わらず、ビジャレアルで出番に恵まれなかったことで一時の3000万ユーロ(約37億5000万円)からは激減したとはいえ、2000万ユーロ(約25億円)でヘタフェのMF久保建英がトップ。イタリア・メディアから「3000万ユーロの価値がある」と称賛され、次回の更新が楽しみなボローニャのDF冨安健洋が1800万ユーロ(約22億5000万円)で続いている。
3位は、この2月の更新では1600万ユーロ(約20億円)のままで変動がなかったフランクフルトのMF鎌田大地。1000万ユーロ(約12億5000万円)で4位の南野拓実は、出場機会を求めてリバプールからサウサンプトンへレンタル移籍をした決断が、市場価値のアップにも繋がるか。
ちなみに、国内組の1位も変動はなしで、200万ユーロ(約2億5000万円)のガンバ大阪DF昌子源(全体では19位タイ)。大卒1年目の昨季に大ブレイクをし、新人王とベスト11に輝いた川崎フロンターレのMF三笘薫(川崎)が1月末に更新で160万ユーロ(約2億円)に激増し、30位に食い込んでいる。
日本人選手「推定市場価格トップ30」は?
最新の日本人選手「推定市場価格トップ30」は以下の通りだ。
1位 久保建英(ヘタフェ) 2000万ユーロ(約25億円)
2位 冨安健洋(ボローニャ) 1800万ユーロ(約22億5000万円)
3位 鎌田大地(フランクフルト) 1600万ユーロ(約20億円)
4位 南野拓実(サウサンプトン) 1000万ユーロ(約12億5000万円)
5位 遠藤 航(シュツットガルト) 800万ユーロ(約10億円)
6位 堂安 律(ビーレフェルト) 700万ユーロ(約8億7500万円)
8位 伊東純也(ヘンク) 650万ユーロ(約8億1200万円)
9位 酒井宏樹(マルセイユ) 550万ユーロ(約6億8750万円)
10位 吉田麻也(サンプドリア) 380万ユーロ(約4億7500万円)
11位 奥川雅也(ビーレフェルト) 350万ユーロ(約4億3750万円)
12位 武藤嘉紀(エイバル) 280万ユーロ(約3億5000万円)
12位 森岡亮太(シャルルロワ) 280万ユーロ
14位 浅野拓磨(パルチザン) 250万ユーロ(約3億1250万円)
14位 橋本拳人(ロストフ) 250万ユーロ
14位 菅原由勢(AZ) 250万ユーロ
17位 原口元気(ハノーファー) 220万ユーロ(約2億5000万円)
17位 鈴木優磨(シント=トロイデン) 220万ユーロ
19位 仲川輝人(横浜) 200万ユーロ(約2億5000万円)
19位 塩谷 司(アル・アイン) 200万ユーロ
19位 乾 貴士(エイバル) 200万ユーロ
19位 昌子 源(G大阪) 200万ユーロ
19位 香川真司(PAOK) 200万ユーロ
19位 鈴木武蔵(ベールスホット) 200万ユーロ
19位 三好康児(アントワープ) 200万ユーロ
26位 清武弘嗣(C大阪) 190万ユーロ(約2億3750万円)
27位 古橋亨梧(C大阪) 180万ユーロ(約2億2500万円)
27位 久保裕也(FCシンシナティ) 180万ユーロ
27位 谷口彰悟(川崎) 180万ユーロ
30位 三笘薫(川崎) 160万ユーロ(約2億円)
30位 三竿健斗(鹿島) 160万ユーロ
※1ユーロ=約125円で換算。