【G大阪】5年ぶりACL出場権を獲得。東口順昭「また違った景色が見えてくる」
12月16日、各地でJ1リーグ第33節が行なわれ、ガンバ大阪は敵地で横浜FCと対戦した。試合の主導権を握ったのは横浜FCだったが、GK東口順昭のスーパーセーブもありG大阪が2-0で勝利。2位が確定したG大阪は天皇杯と来季のACL出場権を獲得した。
「チーム力の高さがあったから」
開始1分に倉田が先制点を奪い、81分にパトリックが追加点。勝負強さを発揮したG大阪が今季20勝目を挙げて勝ち点を65に伸ばし、2位を確定させた。 この日は横浜FCに押し込まれる展開が続く中、昌子源と三浦弦太の両CBの奮闘もさることながら、守護神の活躍が光った。
前半終了間際の45分、横浜FCの斉藤光毅が放った強烈なシュートは枠を捉えたが、東口の右手がゴールを許さなかった。「カットインからの右足はスカウティングで見ていたので、気をつけていた。良いコースに来たけど体が反応した」。直後、会場のオーロラビジョンでリプレイが再生され、思わず横浜FCサポーターからもため息。まさしくスーパーセーブだった。
後半も集中した守備でピンチをしのぎ、今季8度目の完封勝利を達成。この結果、来季ACL出場権が与えられる2位の座が確定した。
今季リーグ戦全試合に出場する東口は「コロナ禍で長いシーズンを戦ってきて、こういう成績を収められたのはチーム力の高さがあったから」とシーズンを振り返り、「まだまだ修正点はあるけど、2位に入ったことで来年のACLとか、また違った景色が見えてくるのでホンマに良かったと思います」と、2016年以来となるACL出場権獲得を喜んだ。