G大阪のACLと天皇杯出場が決定! 川崎F、三笘、興梠、キング・カズ…記録づくめの1日に/J1第33節

明治安田生命J1リーグ第33節の6試合が16日に行われた。

2位のガンバ大阪は敵地で横浜FCと対戦。G大阪は開始20秒、相手のミスから速攻を展開し、最後は倉田秋がネットを揺らして早い時間に先制する。その後は横浜FCが主導権を握る時間が続いたが、耐えたG大阪は81分にパトリックが追加点をゲット。試合はこのまま終了し、G大阪は来季のAFCチャンピオンズリーグ出場権を獲得した。また、同試合では横浜FCの三浦知良が82分から出場し、53歳9カ月20日でJ1リーグ最年長出場記録を塗り替えた。

4位のセレッソ大阪は、ホームでサガン鳥栖と対戦。試合が動いたのは22分、アウェイの鳥栖が先制する。左サイドの角度がない位置でフリーキックを獲得した鳥栖は、樋口雄太がキッカーを担当。右足でゴールに向かうボールを入れると、そのままゴール右上に吸い込まれた。C大阪は44分、左サイドで仕掛けた清武弘嗣の折り返しから豊川雄太が流し込んで試合を振り出しに戻す。しかし後半アディショナルタイム、鳥栖はカウンターからチアゴ・アウベスが値千金の勝ち越し弾を奪って試合が終了。この結果、G大阪は天皇杯出場権を得る2位でシーズンを終えることが確定した。

優勝を決めている首位の川崎フロンターレは、ホーム最終戦で浦和レッズと対戦した。試合は10分、興梠慎三がPKを決めて浦和が先制し、興梠は9年連続となるJ1リーグ二桁得点を達成した。ビハインドで後半を迎えた川崎Fは、53分に守田英正がミドルシュートを決めて同点に追いつくと、59分には三笘薫が頭で押し込んで逆転に成功。三笘は今季得点数を13点目に伸ばし、ルーキーイヤーでの最多得点記録タイに並んだ。61分には小林悠がリードを広げて試合終了。川崎Fは今季の総得点を「85」に伸ばし、J1リーグにおける単独シーズンでの最多得点記録を更新することになった。

サンフレッチェ広島と柏レイソルの一戦は、降雪によりピッチ全体が白くなった『エディオンスタジアム広島』にて行われた。試合が動いたのは17分、柏は自陣でのボール奪取からロングカウンターを展開すると、反応したオルンガは相手DFを吹き飛ばしてGKとの一対一を迎え、最後は冷静にゴール左下へ流し込んだ。試合はこのまま終了し、得点ランキング単独首位のオルンガは今季得点数を「27」に伸ばした。

■試合結果

川崎F 3-1 浦和

横浜FC 0-2 G大阪

湘南 1-2 大分

清水 2-3 仙台

C大阪 1-2 鳥栖

広島 0-1 柏

■順位表

1位 川崎フロンターレ(勝ち点80/得失点差+56)

2位 ガンバ大阪(勝ち点65/得失点差+6)

3位 名古屋グランパス(勝ち点60/得失点差+16)

4位 セレッソ大阪(勝ち点59/得失点差+9)

5位 鹿島アントラーズ(勝ち点58/得失点差+11)

6位 FC東京(勝ち点54/得失点差+4)

7位 柏レイソル(勝ち点52/得失点差+15)

8位 サンフレッチェ広島(勝ち点48/得失点差+10)

9位 横浜F・マリノス(勝ち点47/得失点差+12)

10位 浦和レッズ(勝ち点46/得失点差-11)

11位 大分トリニータ(勝ち点42/得失点差-9)

12位 ヴィッセル神戸(勝ち点36/得失点差-8)

13位 北海道コンサドーレ札幌(勝ち点36/得失点差-13)

14位 サガン鳥栖(勝ち点35/得失点差-6)

15位 横浜FC(勝ち点30/得失点差-24)

16位 ベガルタ仙台(勝ち点27/得失点差-25)

17位 湘南ベルマーレ(勝ち点26/得失点差-18)

18位 清水エスパルス(勝ち点25/得失点差-24)

■次節の対戦カード

▼12月19日(土)14:00

仙台 vs 湘南

鹿島 vs C大阪

浦和 vs 札幌

柏 vs 川崎F

FC東京 vs 神戸

横浜FC vs 横浜FM

名古屋 vs 広島

G大阪 vs 清水

鳥栖 vs 大分

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