G大阪、今季最多4発快勝!プロ初先発の山本が初ゴール「結果で応えたかった」

◇明治安田生命J1第14節 G大阪4―1仙台(2020年9月5日 ユアスタ)

G大阪はアウェーで仙台と対戦し、今季最多4得点で4試合ぶりの勝ち点3を手にした。前半8分にプロ初先発のMF山本悠樹(22)がプロ初得点となる同点弾。今季Jリーグを席巻する他クラブの大卒ルーキーに負けないインパクトを残した。首位の川崎はFW三笘の2ゴールなどで横浜に3―1で逆転勝ちし、勝ち点を38に伸ばした。新型コロナウイルスの集団感染が発生し、8月8日以来のリーグ戦となった鳥栖は横浜FCに3―0で快勝した。

今季最多4発快勝の呼び水になったのは、大卒ルーキーだった。1点を追う前半8分、山本がゴール前のこぼれ球に反応。シュートフェイントを入れて相手DFをいなし、持ちかえた右足シュートでネットを揺らした。プロ初スタメンで初ゴール。「エリア付近まで入っていくのは意識していた。コースを狙って当てることを心掛けた」と笑みを見せた。

元日本代表MF遠藤が3試合ぶりベンチ入りを果たす中、宮本監督は足首を負傷したMF矢島の代役として抜てき。アンカー役としてビルドアップの中継役や豊富な運動量を生かした守備に期待した。指揮官の思いに応えるように長短織り交ぜたパスや粘り強い守備で貢献。勝負を決めた後半28分のMF倉田の3点目にも絡み、後半43分まで存在感を発揮し続けた。

忸怩(じくじ)たる思いを抱えていた。関学大では『大学ナンバー1MF』の称号を得ていたが、ここまでスタメン出場はルヴァン杯湘南戦のみ。昨年優勝したユニバーシアード大会のチームメートだった三笘(川崎F)や旗手(川崎F)ら大卒ルーキー組がインパクトを残す中「メチャクチャ悔しかった部分はある。チャンスをもらった時には結果で応えたかったのでホッとした」という。だが同時に「薫(三笘)はきょうも2点取っているんですよね。ウカウカしていられないな」とさらなる刺激を受けた。

チームは今季2度目の逆転勝ちで4試合ぶりの勝利。順位は6位に上がった。新たな戦力を手にした青黒軍団が、9月反攻のノロシを上げた。

◆山本 悠樹(やまもと・ゆうき)1997年(平9)11月6日生まれ、滋賀県野洲市出身の22歳。草津東3年時にC大阪の練習に参加するも、レベルの違いを感じてプロ入りを断念。関学大へ進学した。G大阪入団が内定した19年9月に特別指定選手登録。20年2月16日のルヴァン杯柏戦でプロデビューした。19年夏季ユニバーシアード代表。1メートル73、64キロ。

《流れ引き寄せた東口の好セーブ》守護神・東口のビッグセーブがチームを救った。1点リードの前半41分、仙台FW西村のPKを右に飛んでストップ。嫌な展開になりかねない状況だったが、宮本監督が「ヒガシのPK(ストップ)も何となく流れがこちらにあると思っていた」と安心して見ていたように、完全に読み切った。良い流れに乗り、次戦・柏戦では7試合ぶりの無失点を狙う。

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