G大阪3連勝!宇佐美、愛妻予言弾2発「女の勘って怖い…」 サンケイスポーツ 9月13日(日)7時0分配信

明治安田J1第2ステージ第10節(12日、カシマほか)G大阪が鹿島を2-1で下し、3連勝を飾った。得点ランキングトップを走る日本代表MF宇佐美貴 史(23)が2ゴールを決め、通算ゴールを18に伸ばした。鹿島は石井監督が7月に就任以降、初黒星を喫し、連勝は6でストップ。首位から2位に後退し、 山形を3-1で下した広島が首位に浮上した。

ようやくトンネルを抜け出した。エースの宇佐美が49日ぶりのゴール。2発を決めて、鹿島の連勝を6で止めた。

「決定的なシーンは作ってきていたし、いつか出るだろうとは思っていた。最後のフィニッシュの精度が必要だと思っていた」

前半29分だ。FWパトリックとのワン・ツーで敵陣に切り込むと、ゴール前約20メートルから右足でゴール左にズドン。同39分にもパトリックからのパ スを受けて右サイドを駆け上がり、角度のないところから右足を一閃。DFに当たってゴールに吸い込まれ、敵地を静まり返らせる2点目だ。

「(これまで)ミスを繰り返してきたし、もう1つアイデアも足りなかった。それを反省材料にした」。7月25日の神戸戦で決めて以来、チームでは5試合、日本代表でも5試合と出場10戦もゴールから遠ざかっていたが、鮮やかに甦った。

妊娠7カ月の蘭夫人は17日が24歳の誕生日。この遠征出発前には「9月はいつもいいことがあるから、次は点取れるよ」と声をかけられた。確かにドイツ時代の2得点はともに9月。ガンバ復帰後のここ2年も11戦7発と縁起のいい月だ。

スランプ中の本人は、「どうかな。そんな予言で変わる感じじゃない」と半信半疑だったが、まさかの!? 的中。「女の勘って怖い…」。16日の全北現代とのACL準々決勝・第2戦は出場停止だけに、一足早い誕生日プレゼントとなった。

「(トンネルを)抜けたと、チームにも周りにも思わせないといけない。また長い間取れないことがないように、継続して重ねていきたい」

日本代表では海外組との差を見せつけられたが、テヘランから帰国して初戦で復活。今度こそゴールを量産していく。

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